朝食も終わってごろりんこしてると1本のFacebookメッセンジャー
。
開けてみると金魚よか随分と年上のお友達からだった。
病気を知らせていない彼からメッセンジャーとは珍しく
「ご無沙汰してます。
今日はひな祭りだけど、金魚の日でもあるらしいょ。
いま、ラジオ
で言ってたから、どぉしてるかなぁって」と。
金魚と聞いて連絡をくれるボーイフレンドがいるってイイネ
そんなウキウキを感じながらいるとナースさんが
「金魚さん、貼ってるシール剥がして抜糸って先生仰ってるから、その前ににシャワーしてきちゃえば?
抜糸したあとだとシャワーできないから」と。
そそくさシャワーして待っていると先生から連絡。
2人担当医で片方の女医さんが抜糸してくださる。
べろーんとシールを剥がし、ニッパーみたいな鋏で留めてあるホチキスの針をピシッピシッと抜いていく。
「うーん、キレイキレイ
」と傷口をほめてくれる先生。
抜糸しながら
「金魚さん、明後日退院していいですよー」って
わーい
お部屋に帰り四方に連絡を入れる。
するとしばらく鳴り止まない
着信音。
受話器の向こうでは、明らかにうるうるしてくれてるであろう
「おめでとう」の声が聴こえたり。
お雛様で金魚の日ははるうらら
。
午後からは会社の所長さんがきてくれたり、赤レンジャーのべんちゃんがきてくれたり。
べんちゃんが持ってきてくれたお菓子は
画像撮りはぐっちゃった
アピール食はというと
朝げ
温玉ふりかけご飯
昼げ
カレーライス
夕餉
温かい五目寿司
ひな祭りだから雛アラレつき
お見舞い回数ダントツトップのゆうくんに、またもやあらかた食べてもらったのは内緒です。
抜糸をしたからか歩くのがほんとに楽チン。
今日は坐薬なしで過ごせたし
ドタバタ大騒ぎの入院手術も間もなく終わり。
痛いは痛かったけど
朝に晩にLINEを入れてくれる女友達
俺にはお見舞いくるなって言うくせにと機嫌悪くなれど心配してくれる人
波で金魚ボイスが聴こえないのは寂しいと復帰を心待ちにしてくれる仲間
動かない金魚号を大切に扱ってくれ、いつでも金魚が復帰できるようにとしてくれる同僚は
復帰まで仕事のことは俺らがなんとかしておくから、金魚はゆっくりちゃんと治せと言ってくれる
寸暇を惜しんで、たとえ何分でもないのに駆けつけてくれ金魚を支え続けてくれた人
ねぎらいの言葉もなんもないけど、黙って金魚を見守ってくれる殿
金魚の日はありがとうの日になりました。